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コラム

田端3丁目 土地のご案内

「文化息づく町のあいだ」

2024.05.22

GWを過ぎて、この春に新生活も迎えられた方も落ち着いてきた頃でしょうか。
今年は桜の便りものんびりで、なんだか春が長いような気がします。

JR山手線「田端」駅、「駒込」駅から徒歩10分ほどの場所。
田端3丁目、25坪超の更地をご紹介いたします。

建築条件なしなのでお好きなハウスメーカーとご契約可能。
山手線の内側で25坪以上・整形地・高低差なしの平地・更地という稀な土地。
お庭付き、駐車場付きの一戸建て、二世帯住宅も検討可能な広さです。

希少な立地ということもあり、販売開始からすぐに素敵なご家族にご成約いただきました。
せっかくですので、近隣の町の様子をご紹介させてくださいませ。



周囲は車通りの少ない、閑静な住宅街。
ご近所には「赤紙仁王」が有名な東覚寺があります。

赤い紙がところせましと貼りつけられた仁王像。赤紙仁王は、悪いところと同じ場所に赤紙を貼って治癒を祈願するそうです。
仁王様は日夜お見舞いのために歩いているため、無事に治ったらお礼として草鞋を奉納するのだとか。


田端は東京美術学校(現在の東京芸術大学美術学部)に便が良かったことから、美術を学ぶ学生が集い、後には芥川龍之介や萩原朔太郎、正岡子規など多くの文士も住んだ“文士村”でもありました。

公益財団法人 北区文化振興財団Webサイト より


田端駅北口すぐには「田端文士村記念館」があり、田端で暮らした文士、芸術家の資料やエピソードを紹介しているほか、Webサイトには文士たちゆかりの地を巡る散策マップも公開中。

昭和に入ると文士たちは散っていき、文士村としての田端はなくなってしまいましたが、芥川龍之介記念館が建設予定など、北区は明治から現代に文化を繋げる取り組みをしています。




落ち着いた雰囲気の田端駅方面とは打って変わって、駒込駅方面はとってもにぎやか。

駅東口の「アザレア通り商店会」「さつき通り商店街」や本物件近くの「田端銀座商店街」にはカフェ、居酒屋、お弁当屋さんなどさまざまな飲食店や商店が軒を連ねます。
スーパーやドラッグストアもあるので、エコバッグ片手に日々のお買い物をする姿も。

駅前の二つの商店街の周辺にも、霜降銀座商店街や染井銀座商店街といった人情あふれる商店街が広がっています。中には創業90年というお店もあり、地域の人々の生活を支えてきた様子が伺えますね。



「東京三名園」のひとつ、六義園もすぐ近く。
江戸幕府五代将軍・徳川綱吉より柳沢吉保がこの地を賜り、7年の歳月をかけて自ら設計した庭。
その後さまざまな所有者を経て現在は都立庭園になり、誰でも入れるようになりました。

四季折々の魅力がありますが、特に桜が見頃の春は大人気。ライトアップした庭園を楽しめる夜間開園イベントも行われています。

JR駒込駅では発車メロディーに「さくらさくら」が使われていますが、“桜といえば” のソメイヨシノも駒込が発祥の地。

大名屋敷に近く園芸産業が盛んだったこの地で生まれて、戦後全国に広がりました。
豊島区内にも桜の名所はたくさん。「染井よしの桜の里公園」では地元の桜の枝を接いだ苗を育て、発祥の地・染井産のソメイヨシノを発信しています。

落ち着いた雰囲気の田端と、自然が根付くにぎやかな駒込。
それぞれの土地、それぞれの文化の中で発展し今に続く、ふたつの町の魅力が伝わったでしょうか。

弊社では現在、新築マンションが販売準備中のほか、順次仕入れた物件をご紹介しています。
こちらのHPでもお知らせいたしますので、お楽しみにお待ちくださいませ。

担当: 緒方

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