COLUMNS
コラム
滝野川2丁目 新築戸建のご紹介
「渋沢栄一、ゆかりの地を歩く」
2021.04.06
2024年からの新紙幣に起用されたり、2021年大河ドラマの主人公として描かれていたりと、
今なにかと話題の“渋沢栄一“。
“日本資本主義の父”と称され、明治から大正にかけて活躍した実業家。
設立や運営など、その生涯に関わった企業は約500を数えると言われ、
加えて、約600の教育・社会事業にも携わったとも言われていますよね。
調べれば調べるほど、本当に凄い方だったのだな、と。
さて、今回何故渋沢栄一のお話かといいますと…
サブタイトルからもお察しの通り、JR京浜東北線・東京メトロ南北線「王子」駅最寄りの地に、
新築戸建を分譲いたします。
住所は東京都北区滝野川2丁目。王子駅より徒歩10分です。
東京都北区王子は、渋沢栄一が抄紙会社を設立し、後に本邸とする別荘を建設したゆかりの深い地。
製紙には良質で豊富な水が必要な必要なことから、きれいで良質な水が利用出来ること、
隅田川に通じる石神井川による船便の運行が可能なこと、などの理由から王子に設立したと言われています。
また、北区王子にある飛鳥山に別荘を建設しますが、この地に別荘を設けた理由には、
設立に尽力した同社の工場を操業後も見守り続けたいという思いがあったそう。
この別邸は「愛依(あいい)村(そん)荘(そう)」と名付けられ、その後本邸として約30年間使用されていました。
自然豊かな飛鳥山は、理想の邸宅を建てるのに打って付けの場所だったのでしょう。
渋沢栄一は、後にこの地を家族と過ごす日常の生活の場としても利用し、飛鳥山をこよなく愛しました。
現在は飛鳥山公園として王子のオアシスとなっている飛鳥山。
飛鳥山公園には旧渋沢庭園があり、本邸であった「愛依村荘(あいいそう)」は残念ながら第2次世界大戦の空襲により
焼失してしまいましたが、国の重要文化財に指定されている「青淵文庫(せんえんぶんこ)」「晩香盧(ばんこうろ)」は当時の姿のまま残っています。
こちらが「青淵文庫(せんえんぶんこ)」
渋沢栄一の傘寿と男爵から子爵に昇格した祝いを兼ねて贈呈されて鉄筋コンクリートの建物。
完成目前に関東大震災に遭い、収蔵予定だった多くの資料が焼失したため、
震災後は主に接客の場として使われたそう。
そして「晩香盧(ばんこうろ)」
こちらは、渋沢栄一の喜寿を祝って、現在の清水建設から贈呈されたもの。
多くの賓客を迎え入れた談話室は、洋風と和風の要素が取り入れた、意匠を凝らした室内装飾がなされています。
大河ドラマの主人公、ということで、こんな展示も。
北区では、新一万円札の顔に採用されることを機に、区内関係団体との公民連携により
「東京北区渋沢栄一プロジェクト」が始動されています。今後、ますます盛り上がりそうですね。
少し話は変わって…、背景に写る“桜が綺麗だな”、と思いませんか?
そうなんです。
飛鳥山公園を始め王子は、桜の名所がたくさんあるんです。
この日は、お天気がとっても良く、
太陽の暖かさと桜の美しさに、心地よい春の陽気を味わえました。
飛鳥山公園すぐ近くにある、石神井川沿いの桜もとーっても綺麗でした。
2枚ではお伝えしきれないくらい、きれいなスポットだらけの石神井川沿い。
何枚撮るのだろう…というほど、ついつい撮りたくなってしまう程の美しさ。
渋沢栄一もかつてこの地を歩いていたのかと思うと、感慨深いものがありますよね。
こんなきれいな川沿いを、桜に見とれながらゆったりと歩いていると、
そこに、弊社が分譲する予定の土地に到着します。
この、南からの陽射しがたっぷりと入るこの地に分譲いたしますので、
プロジェクトがもう少し進捗いたしましたら、建物の詳細もご紹介させていただきます。
ぜひご注目ください!
担当: 礒・高橋